防災士の日記

彼女を守る51の方法イベント、行ってきました!

こんにちわ!木村周吾です!
前回告知いたしましたイベントへ行って参りました!本日はその報告です!
森タワー!
会場は、クリスマスに彩られた六本木ヒルズの真ん中にデーンとそびえたつ、ご存知「森タワー!」・・・、のお隣「ハリウッドホール」。

私が到着したときには、既に始まっており、第2問目あたりでした。
(途中の敗者復活戦から参加させていただきました。)

入ってみると、お子様から、ご老よりまで、まさに老若男女の幅広い年齢層の方々が参加していらっしゃいました。形態も色々、ご家族、カップル、ご夫婦、友人、そして、単身(の私)。この中にグリーンクラブな方がいるのかなぁなんて、妄想を膨らませながらパシャ!
クールな司会のお二人 会場内風景 ラウンジの風景
▲司会のお二人は、問題と並行しているストーリームービーの主人公も演じていらっしゃいました。

場内には防災用品を扱う企業のブースがいくつかあり、休憩時間には、にぎわっていました。今回のイベントの原作となっている「彼女を守る51の方法」もコミックスと併せて販売しており、休憩時間には漫画家さんとモデルさんのサイン会も!(私は並ばず写真ばかり撮っていましたが・・・。^^;)
TVの取材の方もいらして、なんだか本格的な雰囲気がありました。

防災関連の企業さんのブースもありました 彼女を守る本も メディアの方の姿も
▲防災関連企業のブース、原作の販売、TV取材の姿も。本格的な空気に^^;


クイズ進行の様子を見ながら、奥にあると案内された「カフェ」へ。

な、なんと!非常食だらけじゃあーりませんか!カップラーメンやアルファ米、保存水など、そう、まさに「非常食カフェ」!
六本木に来て、まさか非常食を食べることになるとは思わなかったと苦笑しつつ、主催された方々の熱意を感じました。
防災のイベントで、ヌクヌク暖かいコーヒーなんぞ飲んでたら、そのほうがおかしいですもんね!勉強になります。

非常食カフェで説明を聞く姿も カフェでコミュニケーション 皆で非常食 休憩時間、販売されていたコミックを読む姿も
▲普段食べられない非常食に、多く方が興味を寄せられていました。お昼はもちろん非常食。原作コミックに見入る姿も。


木村が一人感動している横で、クイズは進みます。
クイズ形式は、「A」の人こっち、「B」の人こっち、というサバイバル戦!

皆で「B」
▲皆で同じ回答に。皆さん、結構本気です。ハワイ狙ってます!

ビルにいるときに大地震に襲われたときの対応や、防災三種の神器といわれるグッズなどの問題があり、回答にあわせて、補足説明を加えてくれるので、だいぶ防災知識を得られます。

中でも印象に残った問題は、携帯を使って回答するものです。

制限時間内に、携帯電話でインターネットにアクセスすると、そこに答えが掲載されているというもので、アクセス画面をスタッフに見せるとクリア!
一斉にモニターに表示されるURLにアクセス!皆が皆携帯に向かっている景色は何とも不思議でした。

携帯に釘付け 老若男女で携帯に夢中
▲皆で携帯電話に釘付け。若い人はやっぱり早い^^;


当然、若い人から、クリアしていき、残されたのはほとんどが人間が熟した方々。
「http入れるの忘れてたよ!」「なんだか、よくみえねぇや」と口々に。

「『焦っている状態で、携帯電話を扱う』というシチュエーションで、すばやく正確に操作ができるか?」という、一種の訓練としての出題でしたが、残された方々の背中がなんだか寂しげに見えてしまいました^^;

皆で携帯
▲手前がクリアされた方。奥で粘る背中は、少し寂しげでした。


これを読んでいて、「携帯使うの苦手だよ!」と思われた方!ご安心ください。
いざというときに、携帯電話で文字を打つのが遅くても死にはしません。
必要になったら、落ち着いて、ゆっくり、確実に操作すればいいんです!

さてさて、問題は進んで、敗者復活問題!ここから木村も参戦です。
(遅れて入場したので)

防災士の名にかけて次々と問題をクリアし、「ハワイ旅行」が射程距離に入ってきた最終問題。
「1981年6月以降に立てられた住宅は、震度6強の地震が来ても安全である。Yes or No?」という内容の問題。
木村は、ちょっと迷って「No」へ。

防災スクールでもお話しているように、1981年の建築基準法改正により、震度6強まで耐え得る設計にするよう定められておりますが、結局、耐震診断を受けなければ分からないのが、本当のところと思い、「No」を選択したのですが・・・。

答えは「Yes!」

そそそそそんなー(TーT)ノ
グリーンクラブ防災士、木村周吾、無念の敗退・・・。

最終問題をクリアーしたのは、驚いたことに小学生を含める30名ほど。
じゃんけんで決勝戦!

見ず知らずの人と、性別・年齢を問わず、じゃんけんを照れくさそうにする姿は、防災の根源である「コミュニケーション」そのもの。とても嬉しい気持ちで眺めておりました。(負け惜しみじゃありませんよ(TーT)b)

じゃんけんで決勝戦!

じゃんけんの結果、女性が見事優勝!ハワイ旅行を獲得したのでした!
木村は当たっても、行く時間がありませんから、これで良かったんです!(負け惜しみじゃありませんよ(TーT)b)

その後は、火災報知機セットやモバイルエマージェンシーキットに始まり、ホテル宿泊券や、ディズニーリゾートチケットが当たる抽選会!

本日の景品!=木村が取れなかったもの

もともとクジ運の悪い木村ですから、期待せずに、コミュニケーション大好き虫が顔を出しまして、お隣にいた品の良い男性と、番号が近いだの遠いだの盛り上がりながら、見ていました。
(こういう、コミュニケーションは本当に大事だと思います。)

そうこうしているうちに、「自動車のエンジンクリーンクーポン(5名)」の枠で、私の番号が呼ばれ、ありがたく頂戴しました。

抽選が終わるも、一緒に盛り上がっていた男性は、会場に一番乗りだったのに、何も当たらず終い。
皆さんご存知通り、私は基本バイクにしか乗りませんし、会社の車に使うにもなんだかもったいない気が致しましたので、楽しい時間を過ごさせてくださったお礼に、この男性にプレゼントしました。
「じゃ、お言葉に甘えて・・・。」と、快く受け取ってくださった男性の笑顔が今でも忘れられません。
なんであれ、喜んでいただくことは嬉しいことですよね^^

そんなこんなで、無事に終了したイベント。
何も食べていなかったことを思い出し、非常食カフェでカップラーメンをもらい、人気が薄くなっていく会場ですすっていると、小さなカメラを持った男性が「インタビューいいですか?食べたままでいいですから」。
主催関係者の方でしょうか。まさか、ここで防災士です、とも言いにくかったので、それは言わずに、積極的にインタビューに答えました。
(インタビューの内容は、大体です。^^;)
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インタビュアー:今日、こういうイベントに参加してみていかがでしたか?
木村:若い人が多いことは、非常に有意義だと思います。今後、こういう若い人を対象にしたイベントが、たくさんあるといいですね。

インタビュアー:参加してみて、何か準備をしようと思いましたか?
木村:準備はしてます。

インタビュアー:おー!どんな準備ですか?
木村:耐震補強しました。家具は固定しました。火災警報器は設置しました。備蓄品は用意してます。風呂に水も張ってます。

インタビュアー:おー、すごいですね!じゃー、こんな感じで、若い人に興味を持ってもらうために、どんなことをしていったらいいと思いますか?
木村:具体的には出てきませんが、やはり、若い人が興味を持つ部分と防災とを結びつけて、何かしらの形にして、若い人に徐々に防災を浸透させていけたらいいと思います。
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インタビューなんて、めったに受けませんので、緊張してしまい、ろくな答えが出て来ませんでした。さらに少し浮き足立って会場を後にしました。

木村の戦利品
▲木村の戦利品は、カップ麺とアルファ米と笑顔


木村の戦利品は、参加賞カップめんとアルファ米でしたが、「知らない人とのコミュニケーション」と「笑顔のチカラ」とに、心を洗われた一日でした。

また、同イベント開催にあたり、準備をされた皆様、司会のお二人、大変にお疲れ様でした!ありがとうございました!

お疲れ様でした!
▲司会とストーリームービーで熱演してくれたGEBBIE広人さんと金杉麻衣さん
  お疲れ様でした!


■コミュニケーションの大切さ■
途中で何度も話題にしましたが、コミュニケーションの大切さについて、最後に少しお話をしたいと思います。
この日、イベント終了後、六本木ヒルズ周辺の写真を撮って歩きましたが、その中で見ず知らずの人とコミュニケーションを取ったのは、
・イベント中、隣にいらした品の良い男性
・会場から出るときの、エレベーターの中で重そうな脚立を持った男性
・イベント終了後、写真をチェックしていたら話かけてくれたインドの男性
・東京タワーの見える景色で、写真を撮りましょうか?と声をかけた中国の家族
・KAT‐TUNのポスターを見ながら、誰がどれだとジャレていたカップル
の5組。

一人で行った割に、結構しゃべった一日でした。

誰でもかんでも話せば言い訳ではありませんが、近所ですらコミュニケーションが異様に希薄になっている昨今、こういう気持ちが、いざというときに生きてくるのかなぁと、改めて実感した一日でした。

挨拶と、気遣いと、世間話!
地味なことですが、世界共通の会話の入口。
どこかで防災とつながっている様な気がします。

すっかり長くなってしまいましたが、以上が、イベントの概要と、木村の感じたトコロでした。
ありがとうございました!

※今回掲載している写真は、全て木村個人が撮影しております。個人の特定が不可能なレベルに、ぼかしておりますが、不都合がございましたら、ご一報くださいませ。即刻、削除いたします。

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