防災士の日記
大都市と停電
こんにちは!木村です。
お盆もあけて、久々の日記となりました。
皆様、楽しい夏の思い出ができましたか?
さて、多くの方がご存知のことと思います。
先日、東京都心部の広域にわたり、停電が発生いたしました。
鉄道や電話など、社会的システムにも大打撃を与えました。
埼玉県の私たちは、幸いにして被害を受けませんでしたが、
都心部の方は、さぞやお困りになられたことと存じます。
さて、ここで改めて確認しておきましょう。
「都心、強いて言うなら現代人は電気を失うことに、極度に弱い」。
私を含め、現代の日本、そして日本人は、生活の多くを電気に頼っています。
「そんなこと、わかってるよ」と、自分でも思いましたが、
電気があることに慣れてしまっているために、
どこを電気に頼っているのかの感覚さえ失っています。
今回は「停電のみ」でしたが、
周知の通り、これが「大地震」による「停電」となると話が変わってきます。
「停電」は、「災害の一部」となります。
「火災」「水害」「倒壊」等、数え切れない災害が併発すると考えられます。
先日の「停電のみ」ですら、困難を極めた方、また、危険を感じられた方、
実感した方々、「できるうちに」備えましょう。
あらゆる意味で、「現状」が「危険」であることを、
再確認して備えることが、私たち「現代人」の明日をつなぐものと、
そんな湿っぽいことを、改めて認識せざるを得ない、蒸し暑いお盆でした。
木村周吾
コメントはまだありません。